デグーの体調が悪い時のサイン

闘病生活
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食欲がない

これは草食動物にとってすごく大きな問題です。

草食動物にとって1日食べないは人間の1週間食べないと同じになります。

お腹にガスが溜まっている

お腹にガスが溜まると、お腹が痛くてご飯が食べれない状態になります。

さらに、食べないことにより消化管の動きがストップしうっ滞になってしまう危険性があるため、早めに病院を受診しましょう。

不正咬合

歯の噛み合わせが悪く、ご飯を上手く食べれなくなります。

よだれが出たり、歯軋りが多くなったり、色々と症状が出てきます。

デグー全体の40%はかかるといわれている、デグーちゃんにとってとても身近な病気なのです。

一度発症すると完治はほぼ不可能ですが、治療によりまた食べるようになる事が多いです。

ただ補助的に強制給餌が必要になる場合もあります。

鼻炎

鼻づまりを起こす病気です。

デグーちゃんは基本鼻呼吸で口呼吸がとても苦手で、口呼吸になるとお腹にガスが溜まり食欲不振に繋がります。

また、息が苦しくて食事ができない、という状態にもなってしまいます。

あまりに酷く長引くと、肺に水が溜まったり、心臓の血管が壊れたりする怖い病気です。

異常な食糞をしている

デグーちゃんが食糞をすることは、飼い主さんの中で当たり前の知識になってきていると思います。

しかし、それには正常・異常があるのです。

食糞するのは盲腸便だけ

盲腸便とは、盲腸の細菌が含まれたちょっと柔らかい液状に近いうんちのことです。

デグーちゃんはこのうんちをお尻から直接取って、食糞します。

草食動物は、盲腸で発酵消化し、全体の8割以上の栄養を盲腸の細菌が作ってくれます。その栄養と細菌を再吸収するために食糞をしていると考えられています。

そして、デグーちゃんはこの盲腸便を夜から朝にかけて作り、食糞しているそうです。

異常な食糞とは

まず、お尻からうんちを直接取って食糞をしていた場合でも、手に持って食べているのは異常です盲腸便は液状のため持てません

また、落ちているうんちを食べるのもおかしいです。

盲腸便と普通の便は全く違う性状をしています。

どんな時に異常な食糞をするの?

これは、過度なストレスや耐えられない空腹の時にするとされています。

我が家のハンデ持ちのもぐたも具合が悪いとそのストレスで食糞します。

ご飯が足りてない場合も食糞する傾向があるようです。

本来の食糞は悪いことではないですが、こういった異常な食糞をする場合は、デグーちゃんの生活環境で、何か問題がないか考えてみましょう。

今は食糞をしない子も多い

一昔前は、牧草を与えずに飼育することが一般的で、草食動物たちは仕方なく食糞をしていました。

しかし、今は牧草も与えるのが一般的となり、食べ物の質も上げってきているため、食糞はしてもしなくても問題ないとされています。

毛艶が悪くなる

体の内部に何か問題があると、デグーちゃんの毛艶は一気に悪くなります。

身体内部に急性的に疾患が出た場合

肺に水が溜まったり、呼吸困難で心臓に負荷がかかってしまったりした場合、急速に毛艶が悪くなります。

他にも、内部疾患にかかると急激な変化が毛艶に出るので要注意です。

体重が一気に増える・減る

妊娠などを除いて、体重が一気に増えるのは嬉しいことのようで、実は危険なこともあります。

また体重が著しく減るのも病気の可能性があります。

腫瘍の疑い

悪性にしろ、良性にしろ、体内に腫瘍ができると体重が大幅に増えます

明らかに増えすぎた場合は病院に行きましょう。

体表にできる腫瘍なら目でみて判断できますが、体内部のことはなかなか難しいので、気づけるように普段から体重測定の習慣をつけましょう。

体のどこかに水が溜まっている

肺などに水が溜まると、一気に体重が増えます。

鼻詰まりなど、普段から持っている子は肺に水が溜まりやすいので特に気をつけてあげましょう。

他の臓器に水が溜まる可能性もあるので、体重が一気に増えたらすぐ病院に行きましょう。

体調不良

何らかの理由で体調不良を起こすと、いくら食べても体重は減っていきます。

原因を突き止めるためにも病院へ行きましょう。

尻尾が冷たくなったり、ピーンと硬直したりする

これは、かなりまずい状態です。体をすぐに温めてあげましょう。

低体温

健康なデグーちゃんは尻尾の先まで温かく、少しカールしてます。

それが、尻尾が冷たく硬直している場合は早急に保温してあげましょう。

間違った薬の使われ方をした

これは、私の経験談なのですが、獣医さん曰くデグーちゃんに解熱剤はNGなのです。

なのに転院前の病院で解熱剤を使われてしまい、セカンドオピニオンの病院で

獣医さん
獣医さん

もぐちゃん、こんな冷たい冷たいになっちゃって。

よく生きていたね。頑張ったね。

といわれてしまうほど。

獣医さん
獣医さん

今はとにかく温めてあげましょう。

とのことで保温し、なんとか一命を取り留めました。

緊張している・ストレスを感じている

我が家のもぐたは、病院に行くと、

もぐた
もぐた

嫌なことされる・・・

と思って緊張して尻尾が冷たく、ピーンと硬直してしまう事があります。

特に臼歯の手術の時は顕著で、先生も

獣医さん
獣医さん

尻尾冷たい冷たいだ・・・もぐちゃん緊張しちゃってますね。

なるべく、「何かされた・・・」という気持ちが出ないよう努力します。

大丈夫よ、もぐちゃん。

と、声かけしてくれるほどでした。

耳が垂れ下がる

耳が垂れ下がったり、ボロボロになっていると命に関わる病気はほぼないですが、健康な状態ではないです。

特に耳が垂れ下がるのは元気のない証拠です。

真菌症

真菌症にかかると耳がボロボロになる他に、皮膚と毛が抜け落ちます

左右対称に毛が抜けている場合は、ストレスや他の疾患の場合もあります。

また、真菌症は感染るものなので、同居デグーちゃんがいる場合は隔離しましょう。

この場合は、病院でお薬を貰えば解決するので早めに行きましょう。

老化

老化はどんなデグーちゃんも避けられません。

ここで難しいのが、老化でも耳はボロボロになったり、毛が抜け落ちたりするので、真菌症かな?って心配になると思いますが、真菌症は明らかに痒そうに禿げるので見分けはつきやすいと思います。

目やに・目が開きづらそう

デグーちゃんの涙は白いので勘違いされやすいですが、目から白い液体が出ているのは涙の場合が多いです。体調不良を起こすと白い涙が出ることが多いです。

結膜炎・角膜炎

こちらは、目やにと充血がみられます。また、目の開きに左右差が出ることも多いです。

病院に行って目薬を貰えば治る病気です。

我が家のぷくたは、よく目を傷つけて結膜炎と角膜炎を起こすので、目薬は常備しています。

排泄物の変化

体調が悪い時、うんちやおしっこに変化が表れます。

うっ滞・鼓腸症・胃拡張を起こしている

食べ物が食べられなくなり、うんちが小さくなったり、歪な形になります。

尿が出なくなっている・引きずったような尿の仕方をする

マーキング以外で、引きずったようなおしっこをする場合は、尿を出す筋肉が弱ってい場合があります。日本のデグーちゃんは小型化が進んでいるので、よくかかる病気だそうです。

その場合は、圧迫排尿が必要になる可能性があります。ただ、圧迫排尿は獣医さんがやっても膀胱破裂を起こしてしまうほど危険な事なので、必ず獣医さんに相談しましょう。

性器を気にしている

性器を気にして、ずっと舐めていたり、困ったような鳴き声をあげている場合。

性器脱

男の子デグーちゃんに多い病気です。

自慰行為で元に戻せなくなっしまったり、毛が絡まって戻せなくなったりこともあります。

または、脳の神経障害で戻せない場合もあります。

自慰行為で元に戻せない場合に限っては飼い主さんで治してあげることができます。まずは、手を濡らします。それで一度出てしまった性器を優しく全部出してあげます。そうしたら、皮を被せるように優しく元に戻してあげます。

もしそれ以外の理由の場合は、病院まで性器が乾燥しないように、濡らし続けてあげましょう。

くしゃみをしている

くしゃみが致命傷になることはないと、獣医さんには言われましたが、大きな病気を抱えてしまっている場合もあります

オドントーマ

歯の根っこが逆方向に伸びることで、鼻腔を圧迫し炎症が起きることでくしゃみが出ます。

また呼吸困難を起こす場合もあります。

まとめ

病気のサインをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

病院に行こうか迷っている方の参考になれば幸いです。

普段から健康チェックの癖をつけましょう!

よきモキュモキュライフを🐭🤎🐭

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