デグーに何か異変が起きた時、動物病院へ連れていかなければなりません。
そんな時、どう動物病院を選んだらいいか悩みますよね。そんな方に、こんなところを目安にすると良いですよというのをお伝えします。
また通院時の注意点も併せてご紹介します。
動物病院選びのポイント
エキゾチックの動物を診れるか・実績はあるか
まずはエキゾチックの動物を診れるかサイトで確認しましょう。そして、電話で「デグーは診れますか?こんな症状なんですけど・・・」と相談します。
それと同時に、どれほどの症例数があるのかも確認できたらしましょう。
症例数が多いほど、経験や知識があるので安心です。
デグーに詳しいか
理想は先生もデグーちゃんの飼育経験があることです。
私のかかりつけの先生は、デグー三姉妹を飼っているようで、たまに先生のうちの子自慢が始まりますw
小動物を診れるから大丈夫、ではなく本当にデグーちゃんに詳しいのか判断しましょう。
学会に所属しているか
獣医師会やエキゾチック学会などに所属しているか確認しましょう。
私が最初にかかっていた病院では、院長先生が学会に所属しておらず、最新の情報が入ってこないのか見当外れな治療ばかりされました。(デグーちゃんに解熱剤を使うなど。セカンドオピニオンの今の獣医さんに、「よく生きてたね。もぐちゃん辛かったね。」と言われてしまった。)
結構、最新の情報が入ってこないのは危険なことなので、サイトの獣医師紹介のところに学会に所属しているのか確認してみましょう。
資格は持っているか
もちろん獣医師免許は必須です。その他にも役立つ資格を持っている先生もいます。
例えば、私のかかりつけの先生で言うと、中医漢方獣医師や野菜ソムリエなどその他たくさん・・・。
小動物は、衣食住で体調が大きく変わる動物です。中医学観点から、衣食住の重要性を教えていただきました。初診では1時間みっちりデグーちゃんの衣食住の指導をして頂き、見事復活した経緯があります。
食生活に関しては、私のブログの”デグーの食生活”に先生に教えて頂いたことをたくさん載せているので、ぜひ見ていって下さい。
病院の規模・予約制
規模が大きいから安心というわけではありません。担当の先生によって腕が変わってくる可能性も高いです。
そして、あまり規模が大きいと待ち時間が長い、わざわざ遠いところまで通わなければならない、担当の先生によって質が異なる、などデグーちゃんにとってストレスになったり、不都合があったりする場合があります。
かといって、小さければ良いわけではないので、難しいところですね。
そこで役立つのがレビューです。実際行ってみた方の声を参考にしましょう。また、レビューの件数も参考になります(多い方が良い)。
また予約制の病院の方が断然オススメです。
一患者に割いてくれる時間が長くなり、話もしっかり聞いてもらえます。待ち時間も短くて済みます。
私のかかりつけは、小さめの病院ですがレビューもそこそこよく、初診は1時間、再診は15分〜30分診て頂いてます。また、うちの子は危険患者として登録してもらってるらしく、優先的に診てもらえるようです。(小さい病院だとこういう融通が効く)
規模と予約制は一長一短ありますので、自分に合った動物病院を見つけましょう。
先生と飼い主・我が子の相性はどうか
これは実際に行ってみてからしかわかりませんが、先生と飼い主の相性も大切です。
どんな名医でも、こちらの話を聞いてくれない・大事な事を教えてくれない・怖い先生で質問できないなど、不満なところがあると診察が上手くいかない原因になりかねません。
もちろん、先生と飼い主だけでなく、先生と我が子の相性をみる必要もあります。動物なので話せませんが、なんとなく我が子が嫌がっていないか、も確認してみると良いでしょう。
私の経験談にはなりますが、かかりつけは2つ以上あると良いとの情報を得て、今のかかりつけ以外を受診したことがあります。その時に、すごくもぐたが嫌がったのを覚えています(いつもの病院ではそんなことはない)。無理矢理な触診をされ、結果、顎の骨を折られました。
泣きながらいつものかかりつけに、電話をしたのを覚えています。
相性は大事だと実感した出来事でした。
実際に予約を取ってみよう
オススメなのは体調を崩す前に、健康診断を予約してみるのが理想です。
そこで、どんな病院でどんな先生で、待ち時間はどれくらいか、診察は丁寧か、デグーちゃんに詳しいか確認しましょう!
納得がいく病院が見つかるまで、何件かいってみるのもアリです。
もし、既に具合を崩している場合は先ほども述べた通り、電話で「デグーは診れますか?こんな症状なんですけど・・・」と相談して、病院にいってみましょう。具合の悪いデグーちゃんを何件もの病院に連れて行くのはオススメできませんが、不信感があるのなら、セカンドオピニオン・サードオピニオンを検討しましょう。
動物病院に行くときの注意点
通院キャリーに暖かいところと涼しいところを作る
夏は保冷剤、冬はホッカイロなどで対策する方が多いと思います。
そこで気をつけてほしいのが、床に接する面に置かないこと。特に小さなキャリーを使っている方は要注意です。
床に置くと逃げ場がなく、低体温や熱中症になるリスクが高まります。なので、保冷剤、ホッカイロはキャリーの横に置いて、逃げ道を作ってあげましょう。
我が家は、虫かごを犬猫用のバッグに入れて通院しています。
サイズは、私はホームセンターで購入したのですが、実際入るか確認して買いました。
通院時間は徒歩10分ほどです。
虫かごの他にも色んなキャリーがあります!虫かごの欠点は、長時間の移動になると、おしっこで体が汚れてしまう危険性があることです。そんな方には、金網のキャリーがオススメです。
新聞紙やフリーペーパーと牧草を敷く
虫かごなど床にメッシュがないキャリーでの通院の場合、新聞紙やフリーペーパーと牧草は、おしっこを吸収してくれるので敷いてあげましょう。
敷かないとお尻が濡れて、毛がハゲてしまったり、皮膚病の原因になったりします。
注意点としては、紙を食べてしまう子は新聞紙やフリーペーパーはNGです。牧草だけ少し多めに敷いてあげましょう。
先生に触られると噛み付く部位を伝える、苦手なことを伝える
例えば、口周りを触ると噛みつきますなど伝えると獣医師さん的にはすごく助かるようです。
先生が怪我をすると、特に指に噛み付かれたりすると処置に影響が出てしまうので、我が子の触られて苦手な部分は、伝えましょう。
また噛み付くということは、”痛い”という可能性もあるので必ず伝えましょう。
また「うちの子、保定ができなくて病院が不安」という方も大丈夫です。先生にきちんと伝えれば、対応してくれます。ただ、保定ができるに越したことないので、コミュニケーションついでに練習する習慣をつけましょう。
まとめ
病院選び、通院時の注意点は役に立てましたでしょうか?
動物は人間の言葉を話すことができないため、体調の変化に気づきにくく、特に小動物は体調不良を隠すので、病院にいく頃には重症化しているなんてことも珍しくありません。
必ず、飼った時には健康診断などでかかりつけを見つけておきましょう。
よきモキュモキュライフを🐭🤎🐭
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