チモシーや牧草を食べない理由
チモシーや牧草を食べない理由で
- 味が好きじゃない
- 硬さが好みじゃない
- ロットがハズレだった
- 牧草が傷んでいる・古い
- 口腔内に問題がある
などがあります。
口腔内に問題がある場合(不正咬合など)は、放っておいて治るものではないので、早めに病院に行きましょう。
またチモシーや牧草を食べないと、繊維質の不足でうっ滞になりやすく、お腹が痛くて食べれない、の悪循環になってしまいます。
牧草を食べてもらう工夫:牧草をブレンドする
解決策としては色んな種類の牧草をブレンドして与える!が良いです。
色んな牧草を食べておけば、もちろん好みもわかるし、いつも食べている牧草が品切れになってしまった時も焦らずに済みます。
また、牧草によって噛み方が変わるので不正咬合予防にも良いです!
うちでは、14種の牧草を日替わりで1日2種と、チモシー1・2・3番刈りを朝晩与えています。
食べ残しはかなりありますが、古くて食べないよりかは遥かにマシなのですべて交換しています。
我が家で与えている牧草の種類
まずは、チモシーから
- 1番刈り:リーフ カナダ産チモシー 1番刈り ダブルプレス
- 2番刈り:アメリカンペットダイナー ゴールドヘイミニベイル青パケ
- 3番刈り:スモールペットセレクト プレミアムウルトラソフトチモシー
- 選別漏れチモシー
次に日替わりの牧草
- (月)イラリアンライグラス・バミューダ
- (火)アルファルファ・オーツヘイ
- (水)メドウヘイ・ウィートヘイ
- (木)スーダングラス・茎なしオーツヘイ
- (金)稲・オーチャード
- (土)食育牧草・もったいないミックス
- (日)クレイングラス・ボタニカルヘイ
これらを与えています。日替わり牧草はcharmさんで良さそうなものを購入しています。

⚠️牧草によっては中身が被っているものもあります。
与え方
我が家はチモシーフィーダーは使っておりません。
牧草嫌いな子が、わざわざチモシーを引っ張り出して食べるか・・・と言ったらそうではない気がしませんか?
じゃあ、どうやって与えているかと言うと、大型犬のステンレス製のご飯皿を使っています。
そうすると、お皿の中に入って足元にある牧草を食べるので、地面に生えている草を食べているような感覚になるんじゃないかなぁ、と私は勝手に思ってます。
日替わりのチモシーと、charmさんで購入している選別漏れチモシーを、まずは犬のご飯皿で与えます。
健康なぷくたは10分ほど食べて、歯牙疾患のあるもぐたは15分ほど食べてくれます。
そうしたら、興味がなくなるので次は、ケージの床にご飯皿の牧草をばら撒きます。また、先ほど述べた1・2・3番刈りチモシーたちも床にばら撒きます。
そうすると、通りがかりにパク!相方の回し車順番待ちにパク!っと日常生活のついでに食べてくれます。また、それだけでなく、興味もなぜか復活するので結構な量を食べてくれます。
ただ汚れやすいのも確かなので、朝晩で同じように取り替えてあげてます。食いつきも復活するのでオススメです。たくさん余ってしまってもったいないように感じますが、牧草の値段より病院代の方が遥かに高くつきます。
牧草を食べてもらう工夫:レンジで温める、天日干しする
牧草の香りが飛んでしまい、デグーちゃんの興味がなくなってしまった場合に有効です。
レンジで温めすぎると、発火してしまう危険性もあるので目を離さなうようにしましょう!
我が家にはレンジがなく、コンベクションオーブンしかないのですが、100度で少しだけ温めるだけでも効果はありました。(レンジがない家はそんなにないと思いますが💦)
天日干しも、Amazonや100均・3coinsで天日干しネットを手に入れて干すだけなので、比較的簡単にできます。また陽に当たることで栄養素も増すのでオススメです。
牧草を食べてもらう工夫:生牧草・生野菜を試してみる
生牧草は干された牧草と違い、酵素を豊富に含んでいます。この酵素は、赤ちゃんデグーがお母さんから食糞でもらった酵素を活性化する効果を持っており、とても体に良いものです。
自分で育てることも可能ですし、またはどこかで注文して大量に届いてしまっても、先ほど述べた買った牧草を天日干しするように、天日干しネットで干せば自家製の牧草の完成です!
生牧草を風味に慣れて、乾燥牧草食べてくれるかもしれません。
生野菜も酵素を含んでおり、デグーちゃんにはピッタリで、デグーちゃんが体で作るのが苦手とされているビタミンCも摂りやすいです。また食物繊維も豊富で大きいフンを出すのを手助けしてくれます。介護の時、水を摂取するのが難しくなった時も、この生野菜で水分を摂ることができるのもオススメポイントです!
ただ、生野菜は干すのは推奨しません。なぜなら、食物繊維は残りますが酵素が死んでしまい、またビタミンCも失われ、糖質が増えてしまうからです。なので、できるだけ生であげましょう!
もし、生牧草・生野菜を食べない場合、口腔内の異常(不正咬合など)が疑われるので、病院行こうか迷っている方も、歯の状態を確かめたい!という方にもオススメです。
牧草を食べてもらう工夫:産地を変えてみる
チモシーには、手に入りやすいものとして主にアメリカ産・カナダ産・国産があります。
意外と産地によって食感や味が変わるので試してみるのもオススメです。
アメリカ産はしっかりとした歯ごたえがあり、香り高いです。デグーは硬い食感が好きな子が多いので、いちばん手に入りやすいですし良いのではないでしょうか。
カナダ産は柔らかく、茶色いチモシーが好きな子は好んで食べます。甘い香りがして、ダブルプレスのものが多いので、1番刈りにしてはちょっと柔らかめの牧草になります。
国産は、青々としていて新鮮です。ウーリーで手に入る高原の朝採りシリーズティモシーヤングは、期間限定で食いつきが良いことで有名です。ただ期間限定しか売られないため、それしか食べない!となるとリスクなので混ぜてあげるのが良さそうですね!もちろん通年手に入る国産牧草もあります。
牧草を食べてもらう工夫:硬さを変えてみる
チモシーには、1番刈り・2番刈り・3番刈りとあり、それぞれ含む繊維質が異なるため、硬さが変わります。
基本的にはデグーは硬いご飯を好み、1番刈りが好きな子が多いですが、そうでない子や歯牙疾患を持っている子は柔らかいチモシーを好みます。
繊維質のことを考えると、歯にもお腹にも良いので1番刈りが一番適切なのですが、食べなきゃ意味がないので、食べないなら2番刈り・3番刈りを試すのもアリです!
我が家では気分で食べてもらえるように、1番刈り・2番刈り・3番刈り全てあげています。
1日で与える量
デグーちゃんは1日どれくらい牧草を食べれば良いかご存じですか?
獣医師さんによると、人間の指で2掴み半食べて欲しいそうです。私が計ってみたらグラム数で言うと約8〜12gほどでした。(牧草の種類によって重さが変わるため)
ただデグーちゃんはグルメなので、気に食わない牧草の種類や部位(葉や茎)は食べないので、それより多い量、2倍以上の量をあげることをオススメします。
まとめ
デグーちゃんの歯にもお腹にも必要な牧草のお悩み少しでも解消できましたか?
牧草を買うと確かに高くて、捨てるのはもったいないと思いがちですが、病院代を考えると牧草を食べてもらって健康に過ごしてもらうのが1番です。(もぐたは歯牙疾患のため、病院代の恐ろしさを知っているから・・・)
よきモキュモキュライフを🐭🤎🐭
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